フジシンが自信を持っておすすめできる高品質の羽毛掛ふとんです。
良質の羽毛だけを使い、軽さとあたたかさを追求しました。
この商品は西川チェーン専門店のオリジナル商品です。
フジシンをはじめ限られたチェーン店でしか入手できない製品です。
快適な睡眠のために、寝具には、それぞれ欠かすことができない機能があります。
その機能が優れている素材の寝具ほど、身体に優しく健康を支える良質な睡眠が実現できます。
掛ふとんの場合、求められるのは「保温性」「吸湿・透湿性」「放湿性」「軽さ」「フィット性」です。
保温性 | 私たちの身体は、日中は自律神経の働きにより体温を一定に保っていますが、睡眠中の体温調節は寝具で行います。ぐっすり眠るための理想的な体温を保つには、ふとんの中の温度を33±1℃に保つ必要があります。掛ふとん、敷きふとんにとって、肩・腰・足などを温めるために必須の機能です。 |
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吸湿・透湿性 | 深い眠りに入るために人は体温を下げる必要があり、そのために汗をかいて体温調節をします。また、睡眠中には約コップ1杯(180cc)分の汗をかきます。 その汗や湿気を寝具が素早く吸収し、体温をスムーズに調節するためには、ふとんの中の湿度を常に50%に保つ必要があります。保湿・吸汗性は天然素材(特に動物繊維)が優れており、化学繊維にはほとんどありません。 |
放湿性 | 吸収・吸湿した汗を素早く外に発散させなければ、ふとんの中が蒸れてしまい、寝つきが悪く寝返りが増えるなど、良い睡眠をとることができません。また、血液の循環が悪くなり、老廃物や疲労物質がたまり、肩こり、腰痛、肌荒れ、むくみの原因になってしまいます。 |
軽さ | 掛けふとんが重すぎると、寝返りのために身体を回転させることができません。掛ふとんには身体が自由に回転できる軽さ、すべり易さが求められます。 |
フィット性 | フィット性が高いほど、寝具と身体との隙間がなくなり、保温性が高くなります。この機能に乏しいと、寝返りした時などに寒さを感じてしまいがち。寝返りによって仰向けから横向きへと体勢が変化したときに、寝具と身体との間に隙間が生じてしまうためです。特に、掛けふとんには、重要な機能となります。 |
ふとんの中わたとなる各素材には、それぞれ長所と短所があります。
中でも羽毛ふとんは、掛ふとんとしての機能をすべて満たしており、総合評価はNO.1。
フジシンがおすすめする理由がココにあります。
素材 | 保湿性 | 吸湿性 | 放湿性 | 軽さ | フィット性 |
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木綿わた | ◯ | ◯ | × | × | × |
合繊わた | ▲ | ▲ | × | ◯ | ▲ |
ウール | ◎ | ◎ | ◎ | × | × |
ウール混 | ◯ | ◯ | ◯ | ▲ | ▲ |
真綿 | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ |
羽毛 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
では、どんな羽毛ふとんを選べば良いの?
羽毛ふとんの豆知識
快適な睡眠のために、寝具には、それぞれ欠かすことができない機能があります。
その機能が優れている素材の寝具ほど、身体に優しく健康を支える良質な睡眠が実現できます。
掛ふとんの場合、求められるのは「保温性」「吸湿・透湿性」「放湿性」「軽さ」「フィット性」です。
羽毛ふとんに使われる羽毛は、ダック(あひる)やグース(がちょう)といった水鳥たちの羽毛です。水鳥たちの羽毛には厳しい自然環境を生き抜く機能が備わっており、その機能を羽毛ふとんに活かすことで、保温性、吸湿・発散性など、人間の睡眠が求める最適な条件を作り出します。健康寝具としての高い評価を得て、広く愛用されているのはこのためです。
●ダウンとフェザー羽の形状によってダウンとフェザーに分けられます。
胸から腹部にある綿毛をダウンと呼び、タンポポの綿毛のようなもので芯がなくフワフワした感じで、ダウンボールともいいます。ボール状で空気を含みやすく、軽くて保温効果が高いです。 ダウンボールが大きいほど保温性も高くなります。
フェザーは、腹部などに生え、柔らかい羽軸をもつ小羽根です。羽毛ふとんに使われるのは大きさが6.5cm未満のスモールフェザーで、ダウンと比べると保温効果は劣りますが、通気性がいいという特徴があります。
そもそもダウンとフェザーは一体になっているので、完全に分けることはできません。いい羽毛布団でも少なからずフェザーが混入されます。ただ、スモールフェザーは、玉ダウン化の原因になりますので、手選別などにより限りなく取り除かれたものが良いとされています。
●『ダック』<『グース』羽毛を採取する水鳥の違いも、大きなポイントの一つ。ダック(アヒル)よりもグース(ガチョウ)のほうが体が大きいため、一つ一つのダウンボールも大きく、温かい空気をよりたくさん含むため保温性が高くなります。
通常、生後2〜3ヶ月の間に羽毛の採取がされますが、産卵用等に長期間育てられ、越冬を経験した親鳥は、「マザーダック」「マザーグース」と呼ばれます。羽毛が成熟しているため、ダウンボールが大きく、コシもあり、長持ちします。このことからワンランク上の羽毛とされています。
●産地で品質に違いが生まれるフジシンがおすすめする羽毛ふとんは、羽毛の最高峰といわれるこのポーランド産を使用。他とは比べものにならないあたたかさと軽さ、ボリュームで、極上の眠り心地を得られます。
羽毛の産地として知られているのは、ポーランド、ハンガリー、ドイツ、フランス、ロシア、チェコ、ルーマニア、イングランド、カナダ、中国、台湾などです。
中でも極寒の地として知られるポーランドとハンガリーで育った水鳥の羽毛は、ダウンボールが大きく弾力性に富み、保温性・放湿性に優れているほか、国の政策として高品質な羽毛を生産するための研究開発が積極的に行われています。
現在、日本に輸入される羽毛のうちポーランド産は1〜2%程度と、とても貴重なもので、ポーランド産ホワイトマザーグースは、最高品質のダウンとして知られています。
●ダウンパワー同じ羽毛量(1g)でもダウンパワーが違います。
(日本繊維製品品質技術センター)
かさ高は、羽毛自体が持つふくれる力を数値化したものです。測り方は、羽毛30gを円筒に自然落下させ、その上に120gの円盤をのせます。そして2分後の底から円盤の指標までの高さが「かさ高」と言います。
当然、かさ高が高いほど保温性がアップします。
最近では、「かさ高」に変わる国際的な評価基準として、「ダウンパワー」を用いるケースが一般的になってきました。
「ダウンパワー」は、羽毛原料1g当たりのふくらみ具合を体積で表示したもので、その値が大きいほど、弾力性に冨み保湿力もアップします。同じ重さの羽毛でも、大きくふくらむ羽毛の方がより品質が高いと言えます。(単位はdp)ダウンパワー400dp以上を目安としましょう。
洗浄とは、採取した羽毛(原毛)を洗い 、羽毛布団に入る羽毛 (ダウンボール)に精製する行程です。
採取された原毛には、飼育の過程で付いた微生物や汚いもの、小さなフェザーなど、たくさん付着しています。 それらを洗浄してきれいに除去することで羽毛の匂いや吹き出しの原因をなくします。
輸入される羽毛は輸入先であるヨーロッパでも洗浄させていますが、よりきれいな羽毛にするために、国内での洗浄が欠かせません。羽毛を磨くように洗うことで、より衛生的で精度の高い羽毛へと変わります。
フジシンが扱う西川グループの羽毛は、 良質な水と洗剤を使い、洗った水が透き通るまで丁寧に洗浄されたものです。〔業界標準の2倍の透過度)そして洗浄の後、蒸気を与え、乾燥・除塵し選別を行うフレッシュアップ加工も施されています。
だからこそ、お子様でも安心して使っていただける最高品質の羽毛といえるのです。
西川のフレッシュアップ加工。
右側が加工後の羽毛。同じ重さの羽毛でもふっくら感が違います。
海外から届く羽毛は、梱包パッキングされて日本に届くため、せっかくの羽毛もつぶされています。そこで西川では、ダウン本来のチカラを引き出し磨き上げるために、洗浄・選別された羽毛を独自のふっくら加工で、本来のふくらみに復元させています。
あわせて、抗菌防臭加工や羽毛が静電気で絡み合わないようにする帯電防止加工、バクテリアや異臭の発生を抑える衛生加工なども行っています。
だからこそ、お子様でも安心して使っていただける最高品質の羽毛といえるのです。
保温性、吸湿・放湿性、軽さ、フィット性など羽毛ふとんの特長を最大限活かすには、羽毛を覆う側生地が大きなポイントになります。どんなに品質の高い羽毛でも、側生地の選択を間違えてしまうと、快適な羽毛ふとんには仕上がりません。
では、どんな側生地を選べば良いのでしょうか。チェックポイントは「生地の素材」「織り方」の2つです。
側生地の素材でよく見られるのは、綿や合成繊維(ポリエステルなど)、シルクなどがあります。
綿・超長綿 | 吸湿性、通気性に優れている綿は、羽毛ふとんの特長を最大限に活かせる側生地の一つ。天然素材であり、肌触りや吸水性の良さは抜群で、おすすめの素材です。 中でも超長綿は高級素材とされています。超長綿とは、繊維の長さが平均35mm以上の綿のことで、通常の綿よりも肉厚で吸湿性に優れ、ふっくらと極上の肌触り。また輝くような光沢も大きな魅力です。 |
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合成繊維 (ポリエステル) |
軽くて柔らかい肌触りが特長ですが、吸湿性・放湿性は天然素材と比較して劣ります。ポリエステル100%のものは羽毛ふとんの良さを最大限引き出す生地とは言えず、おすすめできません。 |
シルク | 美しい光沢と心地よい肌触り。また吸湿発散性に優れているため、超高級羽毛ふとんに使用されます。 |
ゴアテックス |
高機能ファブリクス開発のパイオニアとして、世界に名が知られる日本ゴア株式会社と西川と浅尾繊維がコラボ。登山やゴルフなどのアウトドアスポーツの分野で磨かれたテクノロジーを活かし、今までに無い優れた寝装寝具の素材として開発されたのが、「ゴア®寝装プロダクト(GORE®Bedding Products)」です。側生地のウラ面に超極薄の特殊フィルムを接着させる事により、軽くて、優れた透湿性、画期的な防塵性を備えた理想の羽毛ふとん用生地として誕生しました。 今最も注目されている素材です。 |
新素材について詳しくはこちらをご覧ください。
綿の織り方にはこのようなものがあります。
平織り | タテ糸・ヨコ糸が一本ごとに交錯する最もシンプルな織り方でシャツや敷きふとんの生地に使われることの多いものです。丈夫で破れにくいのですが、あまり柔らかくなくガサガサ感があり、肌触りもあまりよくありません。 |
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ツイル織り |
タテ糸・ヨコ糸の交錯点を一定の間隔で配置した浮きが大きい織り方。丈夫なのにガサガサ感がなくフィット感もある生地です。 ジーンズ等に使われることの多い織り方です。 |
サテン織り |
タテ糸・ヨコ糸の浮きが斜めに続いていて斜文線を作る織り方で、布団生地やブラウスに使われるものです。しなやかさ、やわらかさに優れ、肌触りも抜群で、肌にソフトにフィットします。 着物などの高級織物にもよく使われます。 |
羽毛ふとんの寝心地、暖かさはふとんの縫製の仕方(内部構造)によって大きく違いが出ます。使っているうちに羽毛が片寄ってしまう。身体にフィットしなくて寒い。これらの原因のひとつに縫製の仕方が関係しています。
縫製(キルティング)の種類キルティングにもいろいろな種類があります。
立体キルトは、上生地と下生地の間にマチを入れて、一つのマスを箱状に仕上げます。立体構造にすることで、羽毛が空気を抱え込むことができ、保温性がアップします。羽毛は、あらかじめ立体構造に縫製した側生地に吹き込むカタチとなるため、直キルトに比べホコリが少なくなるのもメリットです。
また、立体キルトにはいろいろなバリエーションがあり、マスを上下に作る2層立体キルトや羽毛がとなりのマスに移動しない完全立体キルト(西川の特許)などがあります。
その他、マスの数やマチの高さの違いによって、寝心地が変わってきます。
羽毛は、キルティングのすき間を通って各部屋に充填されます。
充填後は内側からの圧力でトンネルがふさがり、マス目が完全に独立・密閉されるため羽毛の片寄りを防ぎます。
しっかり自分の目で確かめて、後悔のない羽毛ふとんを選びましょう。
フジシンでは、羽毛診断士の認定を受けたスタッフが、
お客さまの羽毛ふとん選びをしっかりとフォローします。
羽毛ふとんのことならどんなことでも遠慮なくご質問ください。
また、お店では試し寝も随時お受けしています。
ぜひお越しいただき、自分のフィーリングにあった羽毛ふとんを見つけてください。
羽毛ふとんを長く安心して使っていただくために、ふとんクリーニングや仕立て・打ち直しなど、専門店ならではのアフターフォローをさせていただいています。
眠りのことなら何でも気軽にご相談ください。