まくら選びのポイント (1) まくらの高さ
「睡眠時間のわりには疲れがとれないなぁ…」
「枕を2〜3個持っている」
「どのまくらが合っているかわからずいくつもまくらを持っている」
「新しい枕を買ったもののなんだかしっくりこない」
こんなま経験はありませんか?
きっとまくらでお悩みのまくら難民がたくさんいるはず!
あなたの睡眠の質を大きく左右する「まくら」。
ぐっすり、スッキリ眠るために、まずはあなたの枕を見直してみませんか?
〜まくらの高さ〜
自分にあった正しい枕の高さとは?
眠る時の正しい姿勢は「正しく立った時の姿勢(正常立位姿勢)」を、そのまま寝かせた状態です。正常立位姿勢では、耳、首、肩、腰、ひざ、くるぶしは一直線に並び、脊椎(せきつい)は軽いS字を描いています。この状態が、もっとも身体に負担を与えないバランスのよい姿勢です。この理想的な寝姿勢を睡眠中にキープするためには、頭を適切な角度で支える「まくらの高さ」が重要となってきます。高さの合っていないまくらを使い続けると「肩こり」「首こり」「いびき」「寝つきの悪さ」「目覚めの悪さ」などの悩みにつながっていきます。
まくらの高さが合っていないと…
まくらの高さが高すぎると、肩や首に余分な負担がかかり、いびき・肩こりの原因となります。反対にまくらの高さが低すぎると、頭を支える首の骨が後ろに反る形となり、頭に血液が流れ脳への刺激が増え、寝つきが悪くなったり、腕のしびれや痛みにつながります。
適切なまくらの高さは人それぞれ
私たちは一人ひとり体型や身体のラインが異なります。そのためそれぞれの体に合った適切な枕の高さも千差万別。きちんと測定して、それぞれの体型や身体のラインに合ったまくらを選ぶことが重要です。
仰向け寝と横向き寝で異なるまくらの高さ
まくらを選ぶときに、ついつい忘れがちなのが「横向き寝のときのまくらの高さ」。仰向け寝のときにはフィットしていると感じるのに、肩こりや首こりが改善されないという方はいませんか?それはもしかすると、横向き寝のときのまくらの高さがあっていないのかもしれません。
一般的に、横向き寝のときには、仰向け寝のときよりも肩幅の分、高さが必要です。横向き寝のときの高さが合っていないと頭が下がり、肩が敷ふとんとの間に潰され、肩こりや首こりの原因になっているのかもしれません。仰向け寝のときだけでなく、寝返りや横向き寝にも対応できるまくらを選ぶことも大切です。
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