快眠広場 〜ぐっすり眠るために〜

「90分周期」を逆算して眠りましょう


人間には2つの眠りがあります。

1つは、就寝後すぐに現れる深い眠りの「ノンレム睡眠」。別名「脳の眠り」とも言われ、脳波はゆったりとした波を描きます。そして「ノンレム睡眠」の後、2つ目の眠りである「レム睡眠」が現れます。
「レム睡眠」は10~20分くらいの短い眠りで、脳波は起きている時と同じような活動を示しますが、からだは弛緩し、揺すったくらいでは起きないほど良く眠った状態のため「からだの眠り」と言われています。

この2つの眠りは約90分ワンセットとなって、毎晩4~5回繰り返されています。質の良い眠りのために必要な「深い眠り」が得られるのはこのセットの1~2回目。3回目以降は眠りそのものが浅くなり目覚めに向かいます。そして、目覚める直前が「レム睡眠」であれば気持ち良く起きられます。

眠りのセットが3回繰り返された6時間後、5回の7時間半後、そこが目覚めのグッドタイミングです。つまり、起きる時間から90分周期をうまく逆算して床に就くことが「快眠のコツ」です。

それと、起きる時刻より少し前からタイマーで音楽を流すと快適な目覚めが得られます。音楽は脳に刺激を与えるため浅い眠りが増えて、自然に近い形で目覚めを迎えることができるわけです。

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